
母の日にカーネーションを贈っているのは日本だけなの?
母の日にカーネーションを贈るのは日本だけではなく、他国でも行われています。
日本で母の日にカーネーションを贈るのは、すっかり浸透した慣習です。
しかし、なぜ母の日にカーネーションを贈るようになったのか気になりますよね。
気になるナゾがこの記事を読むと、スパッと解決しますよ。
- 母の日にカーネーションを贈るのは日本だけではなく、この国もだった!
- 母の日にカーネーションを贈ることになったきっかけ
- カーネーションの色別の花言葉
- 母の日にカーネーション以外で贈る花のおすすめはコレ!
母の日に贈る、カーネーション以外でおすすめする花についての花言葉も紹介!
母の日にカーネーションを贈る意味を知って、お母さんへ感謝の気持ちを伝えましょう♪
カーネーションには色の種類がたくさんあります。
お母さんが好きな色のカーネーションを選んで贈ってみませんか?

母の日にカーネションを贈るのは日本だけではない

母の日にカーネーションを贈っているのは日本だけではなく、アメリカなどでも行われています。
そもそも、なぜ母の日にカーネーションを贈るようになったのでしょうか?
母の日にカーネーションを贈るきっかけや、アメリカや日本だけではなく他の国はどうなのか、ひも解いていきますね。
母の日にカーネーションを贈るきっかけとは
母の日にカーネーションを贈る慣習が広がったのは、1人のアメリカ人女性の出来事がきっかけです。
その出来事と、日本でその慣習が広がったことについて詳しく紹介していきますね。
きっかけとなったアメリカで起きた出来事
1907年5月、アンナ・ジャービスという女性が亡くなった母親をしのび、教会で白いカーネーションを配ったことがきっかけです。

この出来事が「母の日」の始まりと言われていますよ。
1910年にアンナ・ジャービスが住んでいたウェストバージニア州の知事が、「母の日」を認定。
1914年、当時のアメリカ大統領は、教会で亡き母をしのんだ5月の第2日曜日を「母の日」と制定します。
多くの人たちがアンナ・ジャービスの母親への想いに共感し、アメリカ全土で母の日を祝うようになりました。
アメリカで広がった母の日の慣習は、海を渡り日本にも伝わっていきます。
母の日が日本に伝わってきたのは明治時代
日本で母の日が伝わったのは明治時代といわれています。
欧米から日本へ来たキリスト教徒が中心となり、教会で母の日を祝うようになったことがきっかけです。
それから日本でも母の日を祝うようになりました。
日本で母の日が5月の第2日曜日であることや、カーネーションを贈る慣習はアメリカがきっかけになっていますね。
他国でも母の日にカーネーションを贈っているか調査
アメリカや日本だけでなく、他国でも母の日にカーネーションを贈られているのか、調査してみました。
母の日の時期や、贈られているものを国ごとにまとめた内容がこちらです。
国 | 母の日の時期 | 贈るもの |
---|---|---|
イギリス | イースターサンデーの3週間前 | 子供が教会で花を受け取って、母親に渡す |
フランス | 5月の最終日曜日 | 母親の喜ぶものを贈る |
イタリア | 5月の第2日曜日 | アザレアの鉢植えを贈るのが定番 |
スペイン | 5月の第1日曜日 | 母親の好きな花を贈る |
フィンランド | 5月の第2日曜日 | ミニバラを贈るのが一般的 |
ハンガリー | 5月の第1日曜日 | 全ての女性を祝い、花やお菓子などを贈る |
オーストラリア | 5月の第2日曜日 | 菊の花を贈るのが主流 |
中国 | 5月の第2日曜日 | カーネーションやプレゼントを渡す |
韓国 | 5月8日(両親の日) | 両親にカーネーションを贈る |
タイ | 8月12日 | ジャスミンの花を贈る |
トルコ | 5月の第2日曜日 | 花や小物、衣類などを贈る |
カナダ | 5月の第2日曜日 | 花やメッセージカードを贈る |
アメリカや日本だけではなく、中国や韓国でも母の日にカーネーションを贈る慣習があります。
贈るものは各国違いがあるものの、5月の第2日曜日が母の日のところが多いですね。
母の日にお母さん感謝の気持ちを伝えたいという想いは、日本だけでなく他国も同じといえます。
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母の日に贈るカーネーションの色の花言葉を紹介


カーネーションは色ごとにどんな花言葉があるのかな?
母の日に贈るカーネーションの花言葉を色ごとに紹介します。
カーネーションの色ごとの花言葉はこちらです。
色 | 花言葉 |
---|---|
赤 | 母への愛、純粋な愛、真実の愛 |
ピンク | 感謝の心、温かい心 |
オレンジ | 純粋な愛情、感動 |
青 | 永遠の幸福 |
緑 | 青春、若々しさ |
紫 | 誇り、気品、気まぐれ、移り気 |
白 | 亡き母をしのぶ、尊敬、あなたの愛は生きている |
黄色 | 軽蔑、嫉妬 |
濃い赤 | 私の心に哀れみを |

カーネーションの色で花言葉も全く違うのね~。
ちなみに、カーネーションそのものの花言葉は「無垢で深い愛」です。
まさにカーネーションは母の日にぴったりなプレゼントといえます。
色ごとの花言葉から、お母さんのイメージに合ったカーネーションを選ぶといいですよ♪
初めはカーネーションの色で贈り方を区別していた
最初の頃、アメリカで母の日にカーネーションを贈るときは、色で区別されていました。
白は「亡くなった母親をしのぶ」、赤は「生存している母親を想う」とされていたのです。
初めは日本でも区別していましたが、そのことで傷つく子供がいたので、赤いカーネーションに統一。
日本で母の日に赤いカーネーションを贈ることが主流になったのは、色の意味がきっかけだったわけですね。
母の日に避けたほうがいいカーネーションの色
白や黄色、濃い赤は母の日に贈るカーネーションの色としてあまりおすすめできません。
色ごとの花言葉からもわかるように、白や黄色、濃い赤はマイナスな言葉が込められています。
感謝を込めて贈るカーネーションなので、できるだけ避けたほうがよいですね。

紫はプラスとマイナスどちらも含まれているので注意しましょう。
ただし、お母さんの好きな色が白や黄色、濃い赤の場合は、メッセージカードで感謝の気持ちをつづって贈るといいですね。

母の日はカーネーション以外ならどれがいい?


カーネーション以外を贈るなら何がいいかなぁ?
母の日にカーネーション以外で贈るなら、あじさいやバラなどがおすすめです。
カーネーション以外で母の日に贈るおすすめの花をまとめてみました。
母の日にカーネーション以外で贈る花について、花言葉も合わせて紹介していきますね。
あじさい
初夏をイメージさせるあじさいは、「家族」や「団らん」という意味があります。
あじさいは色の種類も多く、花言葉もそれぞれ違いますよ。
色 | 花言葉 |
---|---|
青 | 冷淡、知的、神秘的 |
ピンク | 元気な女性 |
紫 | 神秘・謙虚 |
白 | 寛容・一途な愛情 |
毎日元気に働くお母さんには、ピンクのあじさいがおすすめです。
青のあじさいはプラスとマイナスの言葉があるので、贈るときに一言メッセージを添えましょう。
バラ
エレガントで良い香りのするバラは、母の日に人気の花です。
バラも色の種類が多く、花言葉もそれぞれ違います。
色 | 花言葉 |
---|---|
赤 | 情熱、愛情 |
白 | 純潔、深い尊敬 |
ピンク | 上品、しとやか |
いつも愛情をたくさん注いでくれるお母さんには、赤のバラがぴったり!
上品な雰囲気なら、ピンクや白のバラがおすすめですよ。
胡蝶蘭
いろんなお祝い事に用いられる胡蝶蘭は、母の日を祝う花としてぴったり!
胡蝶蘭の花言葉は、「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」です。
幸福をもたらす胡蝶蘭は、母の日に贈るととっても喜ばれますよ。
ユリ
気品あふれるユリも、母の日に贈る花におすすめです。
特に白ユリは聖母マリアに贈られた花と言われ、母親の気高さや美しさを象徴しています。
ユリの花言葉は「純粋」「無垢」「威厳」で、いつも優しく接してくれるお母さんに向いている花です。
ただ、ユリはお悔やみでも用いられているので、メッセージを添えると安心して贈れますよ。
ガーベラ
カラフルで元気なイメージのガーベラも、母の日に贈る花としておすすめ。
ガーベラの花言葉は「希望」「前進」で、明るく元気なお母さんにぴったりです。
特にピンクのガーベラの花言葉は「感謝」なので、一言添えると想いがいっそう伝わりますよ。
カスミソウ
小さな花がかわいらしいカスミソウも、母の日にふさわしい花です。
カスミソウの花言葉は「感謝」「幸福」「親切」があり、日頃の想いがつまった花といえます。
また、カスミソウは単独でも、他の花と組み合わせても母の日の贈り物に向いていますよ。
こちらのショップでは、あじさいやバラなど種類が豊富です。
あじさいやバラの鉢植えや花束以外にも、生花のアレンジもできますよ。

母の日のカーネーションは日本だけなのか?のまとめ

- 母の日にカーネーションを贈る慣習は、日本だけでなくアメリカや中国、韓国でも行われている
- 1907年5月にアメリカ人女性が亡くなった母親をしのぶために、教会で白いカーネーションを配ったことが母の日ができたきっかけ
- 1910年に女性が住んでいたウェストバージニア州の知事が、「母の日」を認定した
- 1914年に当時のアメリカ大統領が、教会で亡き母親をしのんだ5月の第2日曜日を「母の日」に制定した
- 明治時代に欧米から来日したキリスト教徒が、教会で母の日を祝ったことから、日本で母の日にカーネーションを贈る慣習が広がった
- 第2日曜日が母の日なのは日本だけでなく、イタリアやオーストラリア、中国などでも同じ
- 母の日に贈るカーネーションは色ごとに花言葉があり、マイナスな言葉が含まれているものは避けたほうがよい
- 母の日に贈るカーネーション以外の花は、あじさいやバラ、胡蝶蘭などがおすすめ
母の日にカーネーションを贈るのは日本だけなのかについて解説してきました。
アメリカで広がった母の日にカーネーションを贈る慣習は、海を越えて現在も日本で定着しています。
母の日に贈るものは各国違っても、母親に感謝するというところは共通といえるでしょう。
カーネーションやプレゼントを贈って、お母さんと素敵な母の日を過ごしてくださいね!
こちらのショップでは、スイーツなど5つの特典がついてきます。
お母さんに満足してもらえること間違いなしですよ!